大阪に移転、レンズ加工および卸業へ転身。この頃に小さな
レンズの玉型加工に熟練。後の細目誕生の基盤となる技術を
確立。

眼鏡製造に着手。二代目、神田晃治考案による初の自社オリ
ジナル製品携帯用ペンタイプケース付き老眼鏡（後の「スラ
イト」）を発表。この万年筆型のケース付きの“カンダの細目
（HOSOME/カニメ）”シリーズは、納期が半年先になるほどの
人気となる。

レンズの形を自由にカットできる業務用レンズカッターを
製造･発売。

眼鏡の品質の優秀性が認められ、大阪府より優良工産品
として「大阪府推奨品」の指定を受ける。第2回大阪国際見本
市に出品、以降アメリカに進出し輸出が好調に。

シアトルで開催されたWASHINTON STATE 6TH　TRADE FAIR
において、「ペンタイプケース付きサングラス」がAllied Arts of
Seattle AWARD受賞。

株式会社神田眼鏡店に組織変更。
代表取締役に神田平治郎、専務取締役に神田晃治が就任。

コンパクト収納を追求した8つ折り 折りたたみサングラスを
発売。

通商産業大臣より「輸出貢献企業」として認定。
（制度廃止の昭和46年まで)

「イェイェルック」「モッズルック」と呼ばれた、小さな丸型や
菱形、長方形のものなど、独自のデザイン（意匠登録済み多数）の
サングラスを精力的に発表。その優れたデザインと品質は、
国内に留まらず欧米各国でも認められ好評を博す。

テンプル（つる）に穴をあけたスポーツタイプのサングラスを
開発、世界的流行の先駆けとなる。

神田平治郎　日本国天皇より勲五等瑞宝章を受章。

国内・および海外12ヵ国で特許を取得した「厚さ10ミリ、小型
手帳サイズのケースワンタッチで収納できる携帯用メガネ
『スリムフォールド』」を開発。

海外35ヵ国以上で発売

携帯用ケース付きコンパクトメガネ「スライト・ツー」を発表。
小型フレーム流行の先駆けとなる

神田晃治　内閣総理大臣より黄綬褒章を受章。

「スライト・ツー」がグッドデザイン商品に認定。